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2008年4月30日

人の成長

人が成長する瞬間。

どうやって人間はその成長を重ねていけるのでしょうか。

私は小学校3年の頃から、防具に憧れて

剣道をしていました。

竹刀を背中に斜め掛けしたりして、

始めたばかりの頃は練習に行くのが?

その姿で自転車にまたがり、道場の行き帰りが

たまらなかっただけで、よくよく考えてみると剣道そのものは

あまり好きにはなれなかったんんですね(笑)。

そうそう。ただの格好付けだった訳です。

もう、剣道に対する意識がメチャクチャ甘くて、

3ヶ月ぐらいたったときはもう辞めたくてたまりませんでした。

素振り用の竹刀(一般の竹刀より図太い)で、

腕やら、面の上の方の布の部分やら、

とにかく先生方が叩くと痛いところを熟知していて

よぉーバンバン叩かれてました。

籠手の上から叩かれたりすると、縫い目の跡が

プツプツと腕に残るぐらいブッ叩かれてましたー

もぅ練習が嫌で嫌で。

そーなんです、神社でよくサボっていたんですねー。

いやー、ある日は大変でした。

日頃練習をあまり見に来ない親父が、

たまたま見に行ってて、私が来ていないことを確認。

すかさず家に戻り、お袋に確認。「剛は、、。」

お袋はきっとこう答えたのでしょう「着替えて剣道に行ったわ」

言うまでも無く親父は血眼になって私を捜しました。

いやー、その日は友達との「サボり」が連日成功しており、

少し油断しておったのです。

自転車を入口の鳥居から見える位置に止めていた。。。

今も忘れない驚愕の親父の叫び 「ごるぁぁぁぁー!おまえらぁぁ!」

もうビビり上がって、友達も私も動けませんでした。。。

でかい(身長)、パンチパーマバリバリの親父が、

猛ダッシュで私の方まで近づいてきて、

ブあちぃぃーん (1回転半して地面にバターン、、。)

身の毛もよだつ恐怖体験でして、今も忘れません。はい。

それからというもの、親父が怖くて怖くて。

嫌で嫌でしょうがない剣道の練習に明け暮れました。

夏休みは朝練から始まり、昼から午後稽古、帰ってからは

親父お手製のミニ竹刀で地獄の砂場練習。

多分それからですね。根性付いたのは。

そのときは親父にぶっ叩かれるのが怖くて

毎日練習してました。 でも今は親父のそのシゴキの先にある

私への愛情を感じることが出来ます。

「剛、逃げるんじゃない。」


今考えるととても良く分かります。

今も昔も変わらず、自身に超えられる壁だからこそ

自分の前に立ちはだかる壁。降りかかる様々な問題。

逃げずに、堂々立ち向かうその勇気の種を

親父は当時の私の心に植え付けてくれた。

親父は偉大ですよね。


おかげで今は自身から逃げ道を断ち切り、

果敢に立ち向かえる精神力を身に付けられました。


やっとタイトルの答えに辿りつきますが、

自身に降りかかる様々な問題や、難関を

考えに考え、実行に移し、それらを「突破」した瞬間、

人は成長するのだと思います。

新しい自分に会えるのです。必ず。

明日からまた歩き出そう。

もっと、もっと、更なる高みを目指して。


人の成長 人の成長

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Kagawa Tsuyoshi

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1973年 大分県生まれ。 高校卒業後、建設関連会社へ入社。 約10年勤務した後、『プレア・メディアミックス』を個人事業として2001年11月に設立。 お客様の信用度の更なる向上と事業の拡大に伴い、2006年11月に株式会社BSAを設立。現在に至る。

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